4Sコンセプトで行うインプラント
この2~30年、インプラントはいろいろと進化してきました。表面の処理方法・インプラント素材・形状などはほぼ出尽くした感もあります。
しかし、骨量が無い、いわゆる難症例においては未だに昭和から続いている旧態依然の方法が現在でも殆どの医院で行われ、患者さんの身体的・精神的・費用的負担は大きいままです。
抜歯してそのままだと骨が無くなり、そのために骨を作るオペを行う・・・
そのために異物を入れるが感染のリスクがあり、オペの回数と期間は増える・・・
その度に、腫れたり、痛んだり、期間は伸びる・・・
やっと骨が出来たら今度はインプラントのオペ・・・
しかしそうした状況を何とか変えたいとの想いから、当院ではまだ行っている歯科医院の少ない「患者さんの負担が少ないインプラント治療」に取り組み、結果が出ています。
特に上顎臼歯部などで骨が無いために負担の大きなオペ(サイナスリフト)を行わざるを得ない症例では、オペ回数や身体的負担もさることながら、最終物が入るまでの期間は1年位短縮されるケースもよくあります。
その様な事から当院では、4Sコンセプト(Dr林提唱)の実現に向けた
・Short 治療期間の短縮
・Simple シンプルなオペ
・Small 最小限の侵襲
・Safe 安全
を第一に考えた「患者さん目線のやさしいインプラント治療」に取り組んでいます。
インプラント治療でお悩みの方、既に抜歯されていても大丈夫ですが、出来れば抜歯する前にご相談いただいた方がより良い結果をえられます。骨が無くて出来ないと言われている方も合わせてご相談ください。
特に上顎の骨が少ないケースでは、従来から現在でも大掛かりで腫れたりする辛いオペが必要でした。そういったケースでも当院では通常の場合、オペは1回で、治療期間も大幅に短く済みますので、患者さんの負担は格段に減少します。そもそも不可能ケースでも可能になる事もあります。
これは従来法とは違うシステムで行うからであり、そういった「患者さんに優しいインプラント治療法」があるのです。他院で一年半以上とされていた状態でも、5か月以内に終了している方が何人もいます。
状況により詳細は変わります。
- 入れ歯でお困りの方
- 周りの歯をなるべく削りたくない方
- 他院で骨が無くて不可能と言われた方
- 大掛かりな骨造成が必要と言われ迷われている方
- 既存インプラントのやり直しやメインテナンスも可能
第二の天然歯とまで言われています
インプラントとは、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った場合に、骨に直接埋め込む人工の歯(人工歯根)のことを言います。
歯を失った場合にそのままにしておくと、周りの歯が傾いてしまうので、何らかの形で早期治療が必要となります。
インプラントは噛む力が入れ歯とは比べ物にならないほど強く、お手入れも簡単なので入れ歯よりも幅広く食事が楽しめます。
歯を削ることなくしっかりかみ合わせを回復できる
残念ながら一本の歯を失ってしまった場合、放置すると隣の歯が傾いたり、かみ合う歯が伸びだしてきたりします。
歯は隣の歯と支えあい、上の歯と下の歯で噛み合い高さを維持しています。抜けたまま長期間放置するとさらに問題が大きくなってしまうのです。
両隣の歯を利用し、ブリッジという方法で噛み合わせを回復する手段もあります。しかしながら、両隣の歯が健康な歯であった場合に、削ってしまうのは非常に残念です。
健康な歯を削るのは我々医療に従事するものにとっても心が痛むことなのです。
インプラントを用いた治療であれば、健康な歯を犠牲にすることなく噛み合わせを回復することができます。
インプラントなら周りの歯に負担をかけません
従来は歯を失った場合、ブリッジや義歯(入れ歯)を作っていました。ところが、ブリッジは失った歯をはめ込む為に両隣の歯を削ることにより、削った歯の寿命が短くなることがあります。また、義歯(入れ歯)は、堅い物を咬むと痛みがあったり、咬む度に入れ歯が動いたりして、必ずしも快適な使用感が得られる訳ではありません。また、抜けた本数が多い場合には、義歯を支える歯にも大きな負担がかかってしまいます。
インプラントなら、周りの歯に負担がかからず、インプラントを入れていること自体をを忘れてしまうほど自然な装着感です。